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2023.05.18 技術情報・勉強会 エンジニアの仕事紹介と必要な能力とは
こんにちは。
KTSでは学生様向けに1Dayインターンシップを行っています。
こちらでは、実際のインターンシップで使用した資料をもとに、当社、KTSのインフラエンジニアの仕事について知っていただこうと思います。
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-インフラエンジニアは、どんな仕事をしているのか-
まず、そもそもIT業界におけるインフラとは何でしょうか?
ITインフラとは、私たちがシステムやインターネットを使用するために必要なサーバやネットワークのことです。
ITインフラの設計・構築・運用・保守を手掛ける技術者のことをインフラエンジニアと呼びます。
KTSでは多くのインフラエンジニアが活躍しています。
そんなKTSのインフラエンジニアは、どんな仕事をしているのでしょうか?
とある電機メーカー様の案件を例に、仕事の流れを見ていきましょう。
《電機メーカー様の依頼内容》
社内サーバ(=データを処理する機器)が古くなってしまったので、新しいものに替えてほしい
案件の流れは、要件定義→設計→構築→検証/導入→保守/運用です。
要件定義 :お客様がどんなシステムを使いたいのかをヒアリングします。
設 計 :要件定義でヒアリングした内容をもとに、サーバの設計書を作成します。
構 築 :サーバのキッティングと、作成した設計書どおりに設定を行います。
検証/導入:サーバを実際にお客様先へ設置し、テストを行います。問題なければ、お客様から依頼のあった資料を提出し、サーバを引き渡します。
保守/運用:サーバを引き渡し後、監視・メンテナンスを行います。
このような流れでKTSのインフラエンジニアは案件に取り組みます。
今回はこの中で、構築で行うキッティングについて詳しくお話しします。
構築で行うキッティングとは、サーバに部品を取り付けてサーバを使えるようにすることです。
こちらが実際のサーバの写真です。
一人では持ち上げられないほど大きなものもあります。
主に取り付ける部品は、
メモリ :データを記憶する部品
ハードディスク:写真や動画などを保存する大容量記憶装置
NIC :有線でインターネットに接続するときに必要な部品
です。
こちらがメモリです。
↓
写真のように取り付けます。
こちらがハードディスクです。
↓
写真のように取り付けます。
こちらがNICです。
↓
写真のように取り付けます。
このように部品の取付け(キッティング)をし、作成した設計書をもとに設定するのが構築です。
エンジニアというとずっとPCに向かって黙々と作業をしているようなイメージですが、意外にも物理的な作業がとても多いです。
KTSのエンジニアは、このような仕事を責任持って取り組んでいます。
インフラエンジニアの仕事について、理解していただけましたか?
―KTSのエンジニアとして必要な能力とは?-
ここまでインフラエンジニアの仕事について説明しましたが、
そんなインフラエンジニアが在籍する当社KTSが重視する能力は2つです。
①コミュニケーション能力
このコミュニケーション能力とは、誰かと仲良くなるためのコミュニケーションではなく、仕事をする上でのコミュニケーション能力です。
例えば...
・打合せの際に不足している情報を理解できる
・適切な質問を投げかけられる
・わかりやすく情報や考えを伝えられる
②論理的思考能力
論理的思考能力とは、網羅的に論点を理解して考える力のことです。
例えば...
・情報の重要度を選別できる
・業務の優先順位をつけられる
・他者へ説明する際の説明の順序を考えられる(説得力のある説明ができる)
この2つの能力に不安を感じた方もいらっしゃると思いますが、
KTSでは入社後の研修でこれらの能力を身に付けられるので、今この2つの能力に不安があっても問題ありません!
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ここまでがインターンシップで学生様に紹介している内容です。
KTSのインターンシップではインフラエンジニアとはどんな仕事かを知っていただくことを目的に
「1Dayエンジニア体験」を行っています。
参加された学生様に体験していただいたのは、機械を実際に触ってのインターネット接続、サーバのキッティングです。
社員のリアルな声が聞ける座談会も用意しておりますので興味があれば是非参加してみてください!
KTSでは多くのインフラエンジニアが活躍しています。
インフラエンジニアやKTSに興味を持ってくださったら嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。